2025.12.2 15:00~ 神奈川代協事務局内 参加7名
2025年12月2日、15時から17時にかけて、本年度第3回となる広報委員会を開催しました。今回は、組織運営の見直しからデジタル活用、イベント連携まで幅広いテーマを扱い、終始活発で前向きな議論が行われました。委員同士の意見交換も盛んで、とても熱量のある会議となりました。
組織再編に向けた意見交換
まず、協会全体の運営効率化に関する議題から始まりました。メンバー数に差のある地域支部を将来的に統合する案や、委員会の重複を防ぐための組織再編について意見が集まりました。特に、広報委員会と他委員会との連携強化や開催回数の見直しは、委員からも賛同の声が多く、運営負担を軽減しながら活動の質を維持するための具体策として前向きに検討が進んでいます。
3月に予定されているリーダー交代に向けても、継続性を重視した引き継ぎのあり方が議論され、委員会として支える姿勢が共有されました。
トータルプランナー認定制度のPR方針
次に、認定制度のプロモーションについて現状共有がありました。全国本部による大規模な広告展開にも関わらず、消費者への浸透が限定的である点が課題として挙がりました。
議論を重ねる中で、ターゲットは消費者ではなく代理店側であることが改めて確認され、過度なキャンペーンよりも、基本情報を整理したウェブページを継続して掲載する方針に落ち着きました。支部単位で追加コストをかけるのではなく、必要な情報を分かりやすく届けることを重視していきます。
また、すでに複数の代理店で認定情報を掲載したことで問い合わせや紹介につながった事例も共有され、地道な情報発信の成果が実感される一幕もありました。
ウェブサイト・動画施策の強化
今回の会議ではデジタル施策に関する議論も大きな比重を占めました。
無料ウェブサイト提供の提案
新規会員でウェブサイトを持たない事業者向けに、シンプルな1ページ構成の無料サイトを提供する提案があり、多くの委員から好意的な反応が寄せられました。協会全体としてオンラインの基盤を底上げし、地域間での情報発信力の差を縮めることが期待されています。
セミナー動画の活用
さらに、協会主催セミナーを動画として保存し、会員専用ページで閲覧できるようにする取り組みも検討されています。第一弾としてサイバーセキュリティ関連の講座から着手する予定です。配信方法についてはYouTubeの限定公開や専門ホスティングサービスの活用など、コストと使い勝手の両面から検討が進みました。
イベント参加と地域支部へのサポート
新規イベントを立ち上げるのではなく、既存のウォーキングイベントや地域行事に協会として参加する案が共有されました。無理のない形で広報活動を広げつつ、地域とのつながりを強める取り組みとして評価されています。
また、支部で行われているイベントの広報支援も強化し、委員会として地域活動を後押しする方針が確認されました。
会議を終えて
今回の広報委員会は、運営体制の見直しからデジタル強化、地域支部との連携まで非常に幅広いテーマが並びましたが、どの議題においても委員の熱意ある意見交換が続き、協会全体の未来を真剣に考える前向きな空気に包まれていました。
限られた時間の中でも、各委員が自分の経験や視点を持ち寄り、「より良い広報委員会にしていこう」という共通の意識が強く感じられました。
次回の広報委員会は 2026年3月6日 15時開催予定 です。今回の提案をどのように実行へと移すか、さらに具体的な議論が進む予定です。


