日本代協 第一回 企画環境委員会 が開催されました

日本代協 第一回 企画環境委員会 が開催されました

2026年4月6日

2026-04-06 日本代協 事務局 参加21名

2026年度 第1回企画環境委員会 議事要約

本委員会では、保険代理店の価値向上および業界の信頼性強化を目的に、今年度の重点施策・実績・今後の方向性について協議を行った。全体方針は以下の4点に集約される。

  1. 募集現場の課題解決
  2. 代理店価値向上施策の推進
  3. 好取組事例の共有
  4. BCP普及に向けた事例整備

1. 募集現場の課題

不正募集は新規4件(東京・福岡・青森・新潟)発生。業態はディーラー、中古車販売、賃貸、企業代理店等に分布。一方で、顧客本位の業務運営を阻害する重大事案や特定修理業者に関する問題は発生しておらず、全体として現場規律は一定水準を維持していることを確認した。

2. 代理店価値向上施策

以下4施策を柱として推進する。
■RM(リスクマネジメント)講座
受講実績は基礎73名、リスク診断士54名、保険RM23名、法人生保13名、オンデマンド59名と一定の広がりを確認。ただし昨年8月以降受講が停滞しており、継続的な受講促進と実務活用事例の共有が課題。
■JSA-S1003
代理店向け品質管理認証制度として、段階的取得が可能。実績は目標宣言69社、活動14社、認証5社。今後は自己点検との連動整理および事例蓄積が必要。
■ジギョケイ(事業継続力強化)
BCP策定支援制度として展開。セミナー視聴者は少数(3名)だが、好事例は15件蓄積。実務運用面(帳票管理等)の整備が課題。
■社労士診断認証制度
職場環境改善支援として、宣言1,014件、診断20社、適合60社と一定の成果。代理店の経営支援ツールとしての活用を推進。

3. アンケート結果

RMの必要性は高く認識されている一方、知識・ノウハウ不足の声も一定数存在。受講意欲は確認できるが、実務への落とし込みが不十分であり、教育から実践への導線設計が課題。

4. BCP・防災関連の取り組み

防災経済コンソーシアムとの連携を踏まえ、BCP普及に向けた事例集作成を検討。成功・失敗事例の可視化に加え、BCPをコストではなく「経営投資」として捉える視点を共有。実務で活用可能な教材化を目指す。

結論・方向性

代理店の役割を「保険募集」から「経営支援・リスクマネジメント・事業継続支援」へ拡張することが重要である。そのために、教育(RM)、認証(品質・労務)、BCP、防災を一体的に推進し、好事例の横展開により現場実装を強化する。